菅生村(すごうそん)は、岡山県阿哲郡にあった村。現在の新見市菅生にあたる。
地理
高梁川の上流左岸に位置していた。
- 山岳:大佐山、雄山、剣森山
歴史
- 江戸時代、毛利氏の支配を経て慶長5年(1600年)幕府領となる。元和3年(1617年)松山藩領となる。元禄10年(1697年)新見藩領となる。
- 1889年(明治22年)6月1日、町村制の施行により、阿賀郡菅生村が単独で村制施行し菅生村が発足。大字は編成せず。
- 1900年(明治33年)4月1日、郡の統合により阿哲郡に所属。
- 1926年(大正15年)竜頭に有限責任菅生利用組合発電所を開設し221世帯に送電。
- 1954年(昭和29年)6月1日、阿哲郡新見町、美穀村、石蟹郷村、草間村、豊永村、熊谷村、上市町と合併し、市制施行し新見市を新設して廃止された。合併後、新見市菅生町となる。
産業
- 農業
- 産物:米、牛、木炭、コンニャク
教育
- 1947年(昭和22年)菅生中学校(分原)開校
脚注
参考文献
- 角川日本地名大辞典 33 岡山県
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
関連項目
- 岡山県の廃止市町村一覧




