『パリの旅愁』(パリのりょしゅう、原題:Paris Blues)は、1961年のアメリカ合衆国のミュージカル映画。監督はマーティン・リットで、出演はポール・ニューマンやジョアン・ウッドワード、シドニー・ポワチエ、ルイ・アームストロングなど。ハロルド・フレンダーによる小説「パリ・ブルース」を原作としている。
当時のパリで人気を得たジャズを扱った作品で、デューク・エリントンの書き下ろした音楽が全編に使用された。
ストーリー
キャスト
※日本語吹替:テレビ版・放送日1975年1月10日 東京12ch 他
- ラム・ボウウェン:ポール・ニューマン(吹替:広川太一郎)
- リリアン・コーニング:ジョアン・ウッドワード(吹替:池田昌子)
- エディ・クック:シドニー・ポワチエ(吹替:田中信夫)
- ワイルドマン・ムーア:ルイ・アームストロング
- コニー・ランプソン:ダイアン・キャロル
- マリー・ソウル:バルバラ・ラージ
- ルネ・バーナード:アンドレ・リュゲ
- ニコール:マリー・ヴェルシニ
- ドラマー:ムスターシュ
- ピアニスト:アーロン・ブリジャース
- ベーシスト:ギ・ペデルセン
- ミシェル:セルジュ・レジアニ
スタッフ
- 監督:マーティン・リット
- 製作:サム・シャウ
- 原作:ハロルド・フレンダー、ルーラ・アドラー
- 脚本:ウォルター・バーンスタイン、ジャック・シャー、アイリーン・キャンプ、ルーラ・アドラー
- 撮影:クリスチャン・マトラ
- 音楽:デューク・エリントン
サウンドトラック
デューク・エリントンとビリー・ストレイホーンによるサウンドトラックが、公開年にユナイテッド・アーティスツ・レコードで録音およびリリースされ、1996年にはライコディスクから再リリースされた。
2つの楽曲にの演奏には、映画に出演したルイ・アームストロングがゲストで参加。演奏はエリントンの楽団が行った。
収録曲
- 一部を除き、すべてデューク・エリントンによる作曲
- "Take the "A" Train/A列車で行こう" (作曲:ビリー・ストレイホーン) - 2:14
- "You Know Something?" (台詞は映画より) - 0:24
- "Battle Royal" - 4:31
- "Bird Jungle" - 1:59
- "What's Paris Blues?" (台詞は映画より) - 0:45
- "Mood Indigo" (作曲:デューク・エリントン/バーニー・ビガード、作詞:アーヴィン・ミルズ) - 3:15
- "Autumnal Suite" - 3:14
- "Nite" - 3:32
- "Wild Man Moore" - 1:49
- "Paris Stairs" - 3:05
- "I Wasn't Shopping" (台詞は映画より) - 0:21
- "Guitar Amour" - 2:02
- "A Return Reservation" (台詞は映画より) - 0:33
- "Paris Blues" - 5:53
演奏者
- デューク・エリントン - ピアノ
- ルイ・アームストロング - トランペット(トラック3&9のみ)
- キャット・アンダーソン、ウィリー・クック、エド・ミューレンス、レイ・ナンス、クラーク・テリー - トランペット
- ルー・ブラックバーン、ローレンス・ブラウン、マレー・マッキーチャン、ブリット・ウッドマン - トロンボーン
- ファン・ティゾール - バルブトロンボーン
- アーサー・クラーク、ジミー・ハミルトン - クラリネット、テナーサックス
- ジョニー・ホッジス、オリヴァー・ネルソン - アルトサックス
- ラッセル・プロコープ - アルトサックス、クラリネット
- ポール・ゴンザルヴェス - テナーサックス
- ハリー・カーネイ - バリトンサックス、クラリネット、バスクラリネット
- ハリー・スマイルズ - オーボエ
- レス・スパン - ギター、フルート
- ジミー・グーリー - ギター
- アーロン・ベル - ベース
- ソニー・グリア、デイヴ・ジャクソン、ジミー・ジョンソン、フィリー・ジョー・ジョーンズ、マックス・ローチ - ドラム
出典
外部リンク
- パリの旅愁 - allcinema
- パリの旅愁 - KINENOTE
- Paris Blues - IMDb(英語)
- Paris Blues - TCM Movie Database(英語)
- Paris Blues - American Film Institute Catalog(英語)


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