サンクテュエール(欧字名:Sanctuaire、2017年2月13日 - )は、日本の競走馬・繁殖牝馬。2020年のシンザン記念の勝ち馬である。

馬名の意味は、フランス語で「聖域」。他馬を凌駕し人を魅了する神聖な走りを見せてほしいことから。

戦績

2歳(2019年)

2019年8月11日、新潟の新馬戦でデビューして勝利する。続く2戦目のアルテミスステークスに2番人気で出走したがリアアメリアの2着に敗れ、2戦1勝で2歳戦を終える。

3歳(2020年)

2020年を迎え、3歳初戦でシンザン記念に出走し、レースではゴール前でプリンスリターンとの接戦をクビ差で制して重賞初制覇を果たした。桜花賞にはトライアルレースを使わず直行し、6着に終わる。その後は二桁着順が続き、3歳シーズンを終える。

4歳(2021年)

4歳初戦として、福島牝馬ステークス(GIII)に出走。レースでは先行策から勝ち馬との叩き合いに持ち込んだが、わずかに及ばず3着に敗れた。2021年はこれ以降も勝利はなかった。

5歳(2022年)

5歳初戦として2月19日の京都牝馬ステークス(GIII)に出走し、5着に入賞した。この後、藤沢和雄厩舎の定年解散に伴って3月1日付けで田中博康厩舎に移籍。しかし4月23日の福島牝馬ステークスでは13着に沈み、その後はリステッド戦を中心に使われるも勝ち星を挙げることなく、2022年10月28日付けで競走馬登録を抹消された。引退後はノーザンファームで繁殖牝馬となる。

競走成績

以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comに基づく。

繁殖成績

  • 2024年9月25日現在

血統表

  • 母のヒルダズパッションはアメリカ産の牝馬で現役時代は米G1バレリーナステークスを勝つなど8勝を挙げた。
  • 半兄に米G1ウッドワードステークス、オールドフォレスター・ターフクラシックステークスを勝ったヨシダがいる。

脚注

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ

【桜花賞】サンクテュエール名牝の道歩む!ルメール3連覇&藤沢和師2連覇へ 競馬ニュース netkeiba

サンクテュエールが桜花賞へ直行 キャロットクラブが発表 スポーツ報知

サンクテュエール Ⅲ(栃木県宇都宮市)の賃貸物件建物情報(賃貸アパート)【ハウスコム】

牝馬サンクテュエールがシンザン記念を制す Moment日刊ゲンダイ

サンクテュエール (Sanctuaire) 競走馬データ netkeiba