新崎駅(にいざきえき)は、新潟県新潟市北区新崎一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)白新線の駅である。
歴史
- 1956年(昭和31年)4月15日:国鉄白新線新潟駅 - 豊栄駅間に新設。一般駅。
- 1978年(昭和53年)6月15日:専用線発着を除く車扱貨物取扱廃止。
- 1980年(昭和55年)4月1日:駐輪場使用開始。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本・JR貨物の駅となる。
- 1995年(平成7年)
- 9月30日:貨物列車発着最終日。
- 11月1日:駅業務をJR貨物委託からJR東日本直営へ移管。
- 12月1日:橋上駅舎使用開始。
- 2005年(平成17年)2月10日:自動改札機使用開始。
- 2006年(平成18年)1月21日:ICカード「Suica」が利用可能となる。
- 2023年(令和5年)9月30日:みどりの窓口営業終了。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する列車交換・待避・折返し可能な地上駅。ホームは、単式ホーム側が1番線、島式ホーム内側が2番線、外側が3番線となっている。以前は新発田側1番線ホーム反対側にも線路があり貨物取扱を行っていた、一部に痕跡が残っている。自由通路併設橋上駅舎を備える。
新潟駅管理の業務委託駅(JR東日本新潟シティクリエイト(JENIC)受託)。自動券売機・自動改札機が設置されている。
のりば
- 白新線は当駅を境に新潟方面が複線、新発田駅方面が単線となっている。
貨物取扱
現在、JR貨物の駅は臨時車扱貨物取扱駅となっており、貨物列車発着は無い。 以前は、駅南東側にある日本アルコール販売新潟保管庫荷役線(専用線)が駅へ接続し、同所へのアルコールが浮島町駅から到着していたが、1995年(平成7年)9月限りで廃止された。また、三菱ガス化学専用線も接続しており、同社新潟工場より出荷される液体アンモニアやメタノール等も取扱っていたが、1995年に新潟臨海鉄道藤寄駅に集約され取扱を終了している。
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,190人である。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
駅周辺
北口側は以前の北蒲原郡濁川村中心地。昔からの農村地域だが、県道3号沿いの集落北側には1970年代から開発が進んだ新興住宅地(つくし野)が広がっている。駅前には、以前貨物取扱を行っていたため企業倉庫や工場も見られる。南口側の集落は以前「毘沙門」と呼ばれていたが、1960年代末から鉄工団地として整備され、更に1990年代に入ってからは「新崎駅南土地区画整理事業」による宅地造成が行われ、地名も「すみれ野」へ改められた。線路沿いには住宅やアパートが立ち並んでいる。東側は新井郷川分水路(新井郷川旧本流)で区切られ、東隣の早通までの間には水田が広がっている。
北口駅前広場には周辺の観光名所等を案内した「ふるさと散策MAP」が設置されている。また、2020年からは日没後に南北両駅前広場を通年でライトアップする取組が行われている。
北口側
元々のエントランスは北口。宅地まで若干距離があり、県道までの間には農地も見られる。
- 新潟県道352号新崎停車場線
- 新潟県道3号新潟新発田村上線
- 三幸製菓(2014年、駅前に本社ビル「パレット」完成)
- 新潟せんべい王国(徒歩約15分)
南口側
南口は、住宅地開発に伴って橋上駅化された際に新設された。
- 新潟県道15号新潟長浦水原線
- 新崎工業団地
- 豊栄SA(日本海東北自動車道)
- ひらせいホームセンター 新崎店
バス路線
北口駅前広場内に住民バス(コミュニティバス)「おらってのバス」の新崎駅北口停留所が設置されている。また、北口近くの県道3号沿いと南口近くの県道15号線沿い(それぞれ徒歩約5分)に設置されている停留所には新潟交通グループが運行する路線バスが経由する。
北口
南口
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■白新線
- ■快速
- 通過
- ■普通
- 大形駅 - 新崎駅 - 早通駅
- ■快速
脚注
記事本文
利用状況
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報(新崎駅):JR東日本




