ダイロン・ブランコ・ラマドリッド(Dairon Blanco LaMadrid, 1993年4月26日 - )は、キューバのカマグエイ州フロリダ出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。MLBのカンザスシティ・ロイヤルズ所属。
経歴
キューバ時代
2012年から2016年にかけてキューバの国内リーグであるセリエ・ナシオナル・デ・ベイスボルのガナデロス・デ・カマグエイ、レオネス・デ・インドゥストリアレス、アラサネス・デ・グランマでプレーしていた。
2016年5月にドミニカ共和国へ亡命した。
プロ入りとアスレチックス傘下時代
2018年4月2日にオークランド・アスレチックスと契約した。開幕後、傘下のA 級ストックトン・ポーツでプロデビュー。82試合に出場して打率.291、1本塁打、37打点、22盗塁を記録した。
2019年、アスレチックス傘下ではAA級ミッドランド・ロックハウンズでプレーした。
ロイヤルズ時代
2019年7月27日にジェイク・ディークマンとのトレードで、イスマエル・アキーノと共にカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した。移籍後は傘下のAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、移籍前を含めた2チーム合計では110試合に出場して打率.262、7本塁打、49打点、33盗塁を記録した。
2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の出場は無かった。
2021年はAA級ノースウエストアーカンソーとAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーし、2チーム合計で117試合に出場して打率.277、14本塁打、53打点、41盗塁を記録した。
2022年はAAA級オマハで開幕を迎えた。5月19日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、メジャーデビューとなった翌20日のミネソタ・ツインズ戦では「8番・中堅手」で先発出場して5回裏の第2打席でデビン・スメルツァーからメジャー初安打を記録した。そこから5試合に出場して打率.286、2打点、1盗塁を記録した。6月3日にDFAとなり、7日にマイナー契約となってAAA級オマハへ配属されると、以降はシーズン終了まで同チームでプレーした。
2023年もAAA級オマハで開幕を迎え、6月12日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。以降はシーズン終了までメジャーに帯同し、69試合に出場して打率.258、3本塁打、18打点、24盗塁を記録した。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
背番号
- 44(2022年 - )
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 B
- キューバ出身のメジャーリーグベースボール選手一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
- Dairon Blanco stats MiLB.com (英語)
- Dairon Blanco LaMadrid (@daironblancol) - Instagram


